こんにちは!カル子です。
カレーはライス派の皆さんも
ふとした瞬間にもちもちふわふわのナンを食べたくなること、ありません?
あるいは、
カレー作りは慣れてきたし主食にもこだわりたい
でもわざわざ特別なお米を買うのはな…
なんてときにピッタリ!
家庭で簡単にできる本格ナンの作り方です!
ごく普通のスーパーで手に入る食材だから、スパイスショップに行かなくても大丈夫
しかもフライパンで焼けるのでオーブンやグリルがなくっても(●`・ω・)ゞ<ok!
さぁ行きましょう~
そもそもナンってどんな料理?
定期義的には「精製した真っ白な小麦粉と水・牛乳やヨーグルトを使った生地をイーストや酵母で発酵させ、タンドール窯で焼いたパン」です。
この「タンドール」とは、粘土製の壺のような釜で底の部分で炭や薪を燃やして焼き上げるという窯で
本場インドでも一般家庭にはないそうなんです!
ってことは、ナンはインドでも外食で楽しむものであって、家庭料理ではないんですね。
※ちなみに家庭では「チャパティ」という薄焼きのパンを食べるそうです。
全粒粉を使っているから栄養価が高く食物繊維も摂れて、そのうえ発酵なしだから作るのも簡単なお手軽パンです。
…てなうんちくは置いといて、
日本でもタンドール窯をお持ちのマニアックな方はレアでしょうということで
(もしお持ちの方には後学のためにぜひ見せて欲しい)
フライパンで焼き上げるレシピを紹介したいと思います。
参考にしたレシピ
スパイシー丸山さんのブログ「カレーなる365日」より「手作りナン(レシピ)」
https://ameblo.jp/maruyamashu/entry-12188789348.html
いつもお世話になっております。
材料(中サイズのプレーンナン4枚分、2~3人前)
・強力粉 250g
・砂糖 小さじ2と1/2
・ドライイースト 小さじ2
・塩 小さじ1/2
・オリーブオイル 大さじ1
・お湯 100cc
・牛乳 60cc
ドライイーストは普通のスーパーの製菓コーナーとかに置いてあります。
家庭でナンを作るのに使う道具
必須なもの
- 大きなボウル
- はかり
- 木べら
- フライパン(テフロンよりも鉄製がおすすめ)
あるといいけど代用可能なもの
- スケッパー(なければ包丁でOK)
- めん棒(実際使わなくてもいける)
ナンの作り方
材料を計って用意する
パン作りにおいて重要なのは計量と温度です!
それができたらほぼ勝ち、しかもパン作りの腕はまったく関係ないので、1g単位のはかりでしっかりキッチリ準備します。
強力粉250gをボウルに入れ、中央を高く盛って土手を作ります
土手の左側に砂糖小さじ2と1/2とドライイースト小さじ2を、土手の右側に塩小さじ1/2とオリーブオイル大さじ1を計って投入。
イーストくんが活発に働いてくれないとパンが膨らまないので、イーストの活動を阻害するものを遠ざけた配置です。
材料の入れ忘れはリカバリーできないので、ここで指差し確認しておきましょう。
そして次に重要な温度管理!
イーストくんは30℃でいちばん活動的になるのでそこを目指します
イーストと温度の関係については、以下のサイトが分かりやすかったですよ
オリエンタル酵母工業株式会社|事業紹介|食品事業|オリエンタルドライイーストの取り扱いについて
発酵が進むベンチタイムに30℃くらいになるように、
かつイーストが死滅する50℃を一瞬でも超えないようにするのが要です。
今回は秋で室温が低いのと、
カル子の手が末端冷え性でさほど温かくないことを鑑みて40℃以上50℃未満の水分を用意することにします
まず計量カップに60ccの牛乳を注ぎます
冷蔵庫から出したばかりなので当然冷えてます
そこに合計100cc分のお湯と水を適当に入れて、牛乳と合わせて160cc、温度は40℃〜くらいに調整します。
体温が36℃だから、手でカップを触ってあったかくて心地いいくらい
ちょうどいい温度の薄めた牛乳ができましたね!
これを最初のボウルの、イーストと砂糖めがけて注ぎ入れます。
ドライで仮死状態だったイーストがお湯で復活するはず。
注ぎ終わったら、木べらで全体を混ぜます。
粉をこぼさないように初めはゆっくり
粉っぽいところが全部なくなるように混ぜます
粉っぽいところをがかたまりに吸収されて、
ボウルの側面がきれいになってきましたね。
スケッパーやゴムべらで生地を余さずこそげて、次はこねる工程です!
ボウルや木べらに付いた生地をキレイにこそげたら
利き手の手のひらを使って5分くらいこねます。
親指の付け根の肉厚な部分を使って、生地を前に押し伸ばす感じ。
まぁ、動画サイトでパン職人の手つきを視聴して、まねたら間違いないです。
カル子の場合は5分くらいこねたら表面がつるんとした状態になりました。
まんべんなく膨張できるように丸くしたら、最初のボウルに戻して一次発酵です!
いわゆるベンチタイムってやつ。
乾燥大敵!なのでラップはぴっちりしてくださいね。
この状態で、部屋の暖かいところで生地を休ませます。
40分経過したのがこんな感じ。
ものっそい発酵してます!!すごい!
発酵機使わないでちゃんと発酵するのに感動しました!
パン生地が愛おしい~~
フィンガーテストをします。
※フィンガーテスト:強力粉で打ち粉をして指で生地をさし、穴が戻らなければ発酵OKというやつ。
フィンガーテストはばっちり!
見た目も1.5倍になってるので一次発酵は終了~
生地を切り分けます。
今回はスケッパーを使って5等分にします
なければ包丁で切り分けても大丈夫
中くらいサイズでカレーと盛り合わせたいときは5等分、
皿からはみ出すくらい大きくしたいなら3等分、
チーズナンにしたい場合は2等分、
くらいのがよさそう。
切り分けたら丸く成形して10分間の二次発酵。
生地を大きくする一次発酵とは違い、
傷んだ生地を休ませてやわらかく、成形しやすくします。
乾燥大敵なのでラップをした上にぬれ布巾をかぶせてしばし待機。
10分経ったら1個ずつ成形してフライパンで焼きます。
ラップの下から1個だけ生地を取り出し、
手で左右に引っ張って丸く伸ばし最後に一か所をつまんで雫型に成形。
もちろんめん棒を使いたい方はどうぞ。
熱々に熱したフライパンで片面1、2分焼きます。
テフロンなどの表面加工のされたフライパンは、
空炊きが劣化の原因になるので注意。
一方、鉄のフライパンは空炊きも問題ないので熱々にできますが、
MAXの強火だと表面が焦げすぎてしまうので注意。
熱々に空炊きした後、火を落として少し冷ましてから焼くのがよいです。
1、2分したら焼き色をみて裏に返します。
裏面も1、2分焼いてきれいな焼き目がつけば完成!
次の記事を1個ラップ下から取り出して、同じように成形して焼けばOK
かさかさナンにならないよう、成形時や焼いているときに
待機している生地が乾燥しないように注意です
焼きあがったナンは陶器のお皿に重ねて置けば冷めにくいしおすすめです
ガラスやプラスチックなどの皿に置くと、
水蒸気でナンがべちゃっとしてしまうので気を付けてくださいね。
今回はエビカレーで食べました!
ふわっふわでめちゃうまです。
このカレーのレシピは後日紹介します。
きめ細かく、ふわっふわに焼きあがりました!
発酵器もオーブンもなしでパンが焼けるなんて幸せですね~
ちなみにチーズナンにしたい場合はこちらへどうぞ。
生地は無印のミックスを使っていますが、チーズを包んだり成形したりするのは共通です。
家庭で作るナン、いかがでしたか?
思い立ったらすぐ挑戦できるので、気が向いたらこの連休に試してみてください!
んじゃまた( ˆoˆ )/