こんにちは、カル子です。
買ったばかりのアルミ鍋でとうとうカレーを煮込んでやりましたよ!
作ったのは「タモリカレー」。
ことこと煮込んで作るんですが、煮込み時間なんと2時間!!という気合の入ったカレーです。
これは鍋、大活躍の予感☆
(というか、このカレーが作りたくて煮込み用の鍋買ったんですけどね。)
完成図はこちら。
鶏肉ほろほろーな仕上がりです。超うまい。
今回のレシピはこちら。
https://www.1101.com/curry_club/pdf/recipe.pdf
タモリさんが作るタモリカレーを食べるという嘘みたいなイベントが2007年にあったそうで、その時に配布されたレシピがPDF形式で公開されているのです。タモリさんご本人公認レシピだから間違いありません。
[材料](4人分)
●カレーのルー
鶏もも肉 500g
カレー粉 大さじ2
クミン 小さじ2
ターメリック 小さじ2
サラダ油 大さじ1
マンゴーチャツネ 大さじ1/2
赤ワイン 75cc
ホールトマト 75g
炒め玉ねぎ 1/4瓶(玉ねぎ1個分)
にんにく(すりおろし)小さじ2
生姜(すりおろし)小さじ2
牛乳 1/4カップ
ヨーグルト 大さじ1強
醤油 少々
砂糖 ひとつまみ
とろけるチーズ 30g
塩 小さじ1
●マッシュカレーポテト
じゃがいも 2個
カレー粉 小さじ2
塩 少々
牛乳 25cc
レシピではあまり明言されていませんが、肝になるのがこの材料たち。
左からナイル商会の「インデラ・カレー」、朝岡スパイスの「炒め玉葱」「マンゴチャツネ」です。
インデラ・カレーはカレー粉です。S&Bの赤缶でももちろん問題なく作れますが、香りが違うようなので今回はタモさんのこだわりに準じます。東急ハンズや店舗によってはスーパーで購入可能です。
炒め玉葱、マンゴチャツネはともに朝岡スパイスさんの商品で、公式ネットショップかデパート・スーパーなどの取扱店で購入可能です。
なんとAmazonで購入できないのがプライム会員としては痛い…
カル子はすぐにでも作りたかったため、ネットショップではなく取扱店に寄り道して揃えました。
同じものを買うなら使うと思うので、取扱店一覧もリンク貼っておきますね。
マンゴチャツネはこんな感じで、果肉感のあるマンゴージャムにスパイスが少々効いている、といった感じでした。
お近くになければ、多少味は変わると思いますが他のフルーツのチャツネでも、あるいはマンゴージャムでも。
炒め玉ねぎはメーカー問わなければ普通のスーパーのカレーコーナーにパウチ品とかがあるはずです。もしなければ玉ねぎ1個を飴色になるまで炒めれば(●`・ω・)ゞ<ok!
それなりに時間かかるので、既製品使うとらくちんです。
ほかの材料はこんな感じ。具材も使うスパイスも少ないので、こっちは困らないと思います。
ちなみに鶏モモ肉は530gくらいのを購入して皮をはぎ、黄色や白のあぶらを包丁で丁寧にていねいに取り除いたら正味429gになってしまいました。
次回は600gくらいのを買おう。
鶏皮はカリカリに焼いて美味しくいただきました。
余談ですけど、鶏肉のあぶらっておいしくないですよね。臭みの原因にもなるし、見た目も悪いし。
カル子は心底好きじゃないんですけど、ウチの社食の調理師さんたちはこのあぶらに無頓着らしくて、唐揚げにもソテーにもがっつり残ってるんです。カル子はそれで毎回食欲なくしちゃって…
もちろん調理師さんたちに「こんなもんでも食っとけ」なんてつもりはないと思いますが、やっぱり、丁寧に下ごしらえされて見た目にも美しく仕上がった料理って、大切にされている気がして心が満たされるんですよね。
なんてことを考えながら延々と鶏肉の下処理をしました。
あ、でも面倒だったらぶつ切りにするだけで大丈夫ですよ!
後で煮込みながらせっせとアク取りすればいいだけですから。カル子は日ごろの恨みから目の敵にしているだけですからね、、
切った鶏肉にスパイスをまぶします。
カレー粉大さじ1、クミン小さじ1、ターメリック小さじ1弱をジップロップざっと入れ、袋を閉じてもみもみすればOK。
フライパンにサラダ油大さじ1を敷いて、さっきの鶏肉にさっと火を通します。
横で鍋(容量1.5Lは欲しい)に水1リットルを入れて沸かします。
鶏肉はこんな感じで表面に火が通るくらい。カレー粉の香ばしいにおいがします。
鶏肉がさっと焼けたら、沸騰したお湯の中へ。
熱湯がはねないように気を付けてくださいね。
カレー粉で黄色く色づきました。
すぐに鍋にマンゴーチャツネ大さじ1/2、赤ワイン75cc、ホールトマト75g(ミキサーを回すか、ざるで裏ごしするなどしてなめらかにしてください)を入れて混ぜます。
ちなみに、ホールトマト缶をトマトジュースで代用してる人もいるようですが、絶対に味が違うのでそこんとこ了承の上代用してください。
だって、日本で作るインドカレーの世界では、生のトマトとトマトジュースとホールトマト缶をレシピによって使い分けるんですから。
(カル子個人はまだ使い分け勉強中です)
ジュースを使うと、ホール缶よりトマト感の弱い仕上がりになるはずです。そしてトマトを加熱して酸味を飛ばすとうまみに変わるので、仕上がりのうまみも若干弱いのでは。
ま、そこんとこは実際比べてみないと…ですけどね。
ここから2時間の煮込み開始!一度時計をチェックしておきます。
ワインを入れたので赤っぽい茶色に変化しました。
続いて、カレーペースト作りに入ります。
弱火のフライパンに炒め玉ねぎ1/4瓶(玉ねぎ1個分)、にんにく(すりおろし)小さじ2、生姜(すりおろし)小さじ2を入れて炒めます。
炒め玉葱の濃縮度がハンパなくてスプーンから離れません。
スプーンぶんぶん振ったら取れました。ぺろっと味見してみると、玉ねぎの甘さにほんのりビターな焦げ味…確かにここまで自分で炒めるのは骨が折れそう。さすが、ひと瓶1,112円するだけある。
ニンニク生姜のいい香りがして、だいたい混ざったのでスパイス類投入!
カレー粉大さじ1、クミン小さじ1弱、ターメリック小さじ1、牛乳1/4カップ、ヨーグルト大さじ1強です。
全部よく混ぜ、ペーストになるように弱火で少々加熱。
先ほどのペーストを煮込み鍋へ移します。
ここで隠し味類を投入!
醤油少々、砂糖ひとつまみ、とろけるチーズ30g、塩小さじ1を入れて底が焦げ付かないよう混ぜたら、また蓋をして引き続き煮込みます。
煮込みの待ち時間にはお酒です!タモリさんも、酒を飲まずにはおいしいカレーはできないとおっしゃっているようなので、カル子も本絞りをプシュッとしました。
鶏皮をカリカリに焼いてつまみにします。うま。
それでも暇なはずなので、ご飯を炊き、付け合わせのマッシュポテトも作りましょう。
じゃがいも2個(今回は小さかったのと、筆者イモ好きのため4個)をよく洗い芽や傷んでいるところを取り、ラップをかけてレンジで7~8分加熱します。
たまに鍋をチラ見。焦げないよう底から混ぜます。早くできないかな〜
レンチンできました!やけどに注意しながら急いで皮をむきます。
カレー粉小さじ2、塩少々をかけてマッシュします。
あっ、皿が小さすぎましたね。
深皿に移し替え、おおよそマッシュ出来たら牛乳25ccで伸ばしてなめらかにします。
すでにカル子ほろ酔いのため仕事が雑になってきました。
煮込み完了時間に合わせてご飯も炊きあがりました!
タモリレシピでは「水の量はばっちり線のところで」推奨です。カル子はカレーと混ぜ合わせることを考慮して、好みの若干水少な目で。
材料は忠実に作ってるから、このくらいは好みを出してもよかろう。
煮込み開始から約2時間が経過しました!見た目にも香りに的もおいしそう。
味見をして塩が足りなければ追加してください。水分の蒸発が足りなければ、蓋をせずに火を強めて煮詰めてください。
2時間お疲れさまでした!完成です!!!!
食べるときのお作法としては、カレーとマッシュポテトをお米を全部混ぜて食べるそうです。
スプーンでほろほろと崩れる鶏肉、ねっとりした芋、粒立った白米がうま〜(*´ω`*)
唐辛子は追加していないのに結構スパイシー!大人なカレーです。子どもも食べるなら、マッシュポテトのカレー粉はなくてもいいかもしれません。
あと、食感の違いがおもしろいので、混ぜては食べ混ぜては食べってのが個人的にはオススメ。全部一度に混ぜちゃうと、米や芋がカレーの水分を吸っちゃうので。
ついおかわりしちゃう美味しさでした。
ネット上の記事には、作ってみたけど大したことなかったとかひと口目はガッカリしたとかいう意見もあるようですが、ひと口目からガツンと目を見開くおいしさでしたよ。
レシピに忠実に材料を揃えたからでしょうか。鍋の威力かなぁ。
とりまリピ確定です。次はいつ作ろう。
皆さまも、カレー作りたい!時間はある!ってときに是非試してみてください。
んじゃまた( ˆoˆ )/