こんにちは、カル子です。
そろそろ「カル子」の由来気になってません?
あるいは「カス子_スパイス」ってワードで検索してません?笑
あっ、ぜんぜん興味ないですか?
カス子でもクズ子でもゴミ子でも何でもいい?
でしたら人気記事へどうぞーー٩( ᐛ )و
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…
そう、あれは初めてホールスパイスを使ってチキンカレーを作った夜、2017年1月30日のことです。
私が勝手に師と仰いでいる方のひとり、カレーパフォーマー加藤さんのレシピでチキンカレーに挑戦しました。買ったばかりのカルダモンとクローブ、カシア(シナモンの一種)を開封し、初めて嗅ぐ芳香にうっとりしながら、なんとかカレーは完成。
レシピはこちら
【初心者向け】本格スパイスチキンカレーが誰でも簡単に作れる基本レシピ - カレーパフォーマー加藤のスパイスカレー探訪記
想像していたよりさらさらなスープ状の仕上がりに、一抹の不安を覚えながらも器に盛り付けさあ 実食!
それが…おいしかったんです。
レッドペッパー(唐辛子の粉末)をまだ持っていなかったため辛さはほとんどなし。だからカルダモン・クローブ・カシアの甘い香りが分かりやすく仕上がり、かえってよかったんですね。
(はじめてレッドペッパー使ったときは、咳込むような辛さで、そのままじゃ食べられずヨーグルト大量投入してやっとこさ完食しました。ホールの唐辛子2本入れてもたいして辛くないけど、パウダーの唐辛子を小さじ1入れたら大変です!初回に入れなかったのはむしろ正解でした。)
甘い香りのカレーもおいしい!ごはん進む!と、感動に浸りながら食べ進めていたとき、事件は起こりました。
カルダモン(ホール)を噛み潰してしまったのです。奥歯で。しっかりと。
あれはすごかったですよ。瞬時に強烈な清涼感が口中に広がり、カレーの味なんて吹き飛びましたからね。
あの時はカルダモンのさやに包丁を入れることも知らなかったので、香り成分がまだかなり残っていたんでしょう。
カルダモンの香りは茶〜黒色のタネにあり、粉に挽くときはさやから取り出したタネのみを使います。ホールで使うときは、緑色の固いさやに包丁の根元で切り込みを入れて、香りが出やすくしてから使いましょう。画像では割ってみました。
まぁ、初めてトムヤムクン食べて、レモングラスかじったときを思い出しましたね。
数年前、初めて連れてってもらったタイ料理屋で初めて食べるトムヤムクン。真っ赤なスープの中には、見たことのない葉っぱや変な形のキノコやらニラみたいな棒状のやつが入っていました。
で、「食べてみたら」と言われてかじった棒状のそれがレモングラスだったわけです。
強烈なレモン味で口がいっぱいになり、水を飲んでも引かない。
涙目になりながら、思わず「誰かにも同じ手でイタズラしてやる…絶対に…!」と決意したものです。
いや、文化を知らないとは恐ろしいものですね。
私たちも、和食のハーブやスパイスなら好みに応じて食べる/食べないを選択できるものです。
刺身に乗っている食用菊をよけたり、柏餅の葉っぱ部分は香りだけ楽しんで残したり、時には大葉を刻んでまぜごはんにしたり、薬味としてそうめんと一緒に食べたり。
こういう食文化って、まわりの大人を見たり、自分でちょっとずつ試しながら自然に覚えていきますよね。
ところが、大人になって1人でインドカレーに挑戦したカル子には、スパイスの常識がありませんでした。
…
さあ、もう分かりましたね?
初めてスパイスから作ったカレーで、カルダモンをかじって衝撃的だったから「カル子」です。
安直でしょ?
(いまだに、カルダモンを前面に強く押し出したカレーは若干苦手です)
でも、カレー粉やルーを使わずカレーができたのに大感動!もっと知りたい!うまく使いたい!という欲がトラウマ経験を凌ぎ、なぜか今に至ります。
あ、ちなみに、ホールスパイス取り除いてから皿に盛ってくれるお店は多いですが、そのまんま入っているお店もありますよ。
そして、ホールスパイスかじるの好きって方もいるみたい。
カル子もレシピやスパイスによっては一緒に食べちゃいます(手さぐりで模索中)。
あ、蛇足ですけど、『ハウルの動く城』のカルシファーが地味に好きで、あんな使い魔ほしいな〜ってのも由来のひとつです。
まとめ
・「カル子」の由来はカルダモンかじったトラウマ経験だよ。
・カレーの中によくわからないスパイスが入っていたら、まわりの人に学びつつ、少しだけなめたりかじったりするといいんじゃないかな。
・カル子の飼いたいペットNo.1はカルシファーだよ。
ってことで、もう「カス子」で検索しないでくださいね?
んじゃまた( ˆoˆ )/