カル子のスパイスカレー手帖

初心者がスパイスからカレー作るブログ。ネットのレシピに挑戦し、写真多めで解説します。食べ歩きは東京・神奈川中心。

インドのストリートフード「パオバジ」の作り方

こんにちは、カル子です。

 

先日アンビカさんに行ったらふと置いてあるパンが気になり、店員さんに聞いたところカレーをはさんで食べるとのこと。

 

ナンやチャパティは小麦を使った"インド式"パンですが、ロールパンやコッペパンみたいなザ・パンをカレーと共に食べるとは…!?って気になったので買っちゃいました。

 

調べてみると、パオパジという名前のインドのストリートフードらしいことが判明。パオ(pav)というパンにバジ(bhaji)という野菜カレーを挟むみたいです。

 

 

バジのレトルト?のようなものも売ってましたが、もちろんスパイスから作ります!

 

 

出来上がりはこんな感じ。

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今回のレシピはパンで食べるカレー、パオバジのざっくりレシピ | 南インド屋さん。

 

カル子のパオバジは元レシピより野菜少なめ、アムチュールというスパイスも入っていないバージョンですが、おいしくできたのでよし!

 

 

 作り方(3~4人前)


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材料はパン好きなだけ、にんじん1本、じゃがいも4個、玉ねぎ1個、にんにく3片、(写真撮り忘れたけど)生姜(ニンニクより少ないくらい)です。

 

本来はこのほかにカリフラワーやグリンピースやひよこ豆やパプリカなどいろんな具材を入れるみたいなんですが、とにかくじゃがいもが一番多ければいいということなので、今回はあるもので作りました。

にんじん・じゃがいも・玉ねぎという「ザ・カレー」な組み合わせ。市販のルーで作る家庭のカレーみたいですね。

 

今回は天気のいい昼間だったので窓のある部屋で料理してます。気持ちがいいです。

 


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パンはアンビカさんで売っていた「ムンバイパン」の全粒粉の方です。

ヨーグルトが入っているからか、そのまま食べると少し酸味を感じるパンで、生地は水分多めでむっちりしっとりしていました。パンだけでもおいしい!

と思ったら日本のパン工房で焼いているんですね。インドから輸入してこの柔らかさ!?って思っちゃいました。

 


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 まずは野菜を蒸してマッシュしたいので、じゃがいもと人参の皮をむき、適当な大きさに切ります。

 


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 切ったらバーミキュラに入れ、水を大さじ2くらい入れてごく弱火で20分。

バーミキュラやストウブのような鋳物ほうろう鍋がない場合は、普通の鍋でゆでても蒸してもいいです。とりあえずスプーンで潰せるくらい柔らかく火が通ればオッケー。

 

ただ、バーミキュラで無水調理すると野菜がとっても甘くおいしくなるので、持ってる人はぜひ。

 


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具材を蒸している間に準備を進めます。

にんにく生姜はすりおろし。玉ねぎ1個は粗みじん。青唐辛子1本は小口切り。

 


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パオパジマサラというミックススパイスも作ります。

 

上から時計回りに、

唐辛子    :4本

クミンシード :小さじ2

コリアンダー :小さじ2

ヒング    :ちょっと(小さじ1/8くらい)

カスリメティ :小さじ1

クローブ   :3本

シナモンカシア:1片

フェンネル  :小さじ1/2

黒こしょう  :小さじ1/2

 

元レシピでは「アムチュールパウダー」も使用してました。

青マンゴーの粉末で酸っぱいらしく、ない場合は最後に入れるレモン汁を多めにすることで代用できるとのこと。

 


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さっきのスパイスを全部まとめて粉末にします。

マジックブレッドで粉砕。パオバジマサラができました。

これにて準備完了!

 


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フライパンにバターと青唐辛子、すりおろしたニンニク生姜(半分強、あとはとっておく)を入れて炒めます。

バターは焦げやすいので注意!いつもみたいに強火でガンガンやると焦げるので、中火くらいで。

 

めっちゃいい匂いがします。

 

 

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焦げる前にホールトマト1/2缶を入れます。

フライパンの上で果肉をつぶしながら炒めます。ちゃんと固まりはなくなるので、いつもミキサーはかけない派。

 


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すぐ果肉が崩れてきました。

 


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水分が飛んでペースト状になってきたら、パウダースパイスを投入。

チリパウダー  :小さじ1

パプリカパウダー:小さじ2

ターメリック  :小さじ1/4

パオバジマサラ :大さじ1

 


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よく混ぜたら塩小さじ1も入れます。

軽く炒めたら、ベースとなるカレーペースト完成!

 


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じゃがいも人参を蒸していた鍋が火をつけてから20分ほど経ち、いい感じです。箸で持つと崩れるくらい。楊枝はスッとなんの抵抗もなく刺さるくらい。

 


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具材全量をフライパンのカレーペーストに入れ、木べらで崩しながら混ぜ炒めます。

つぶし加減はちょっと具材のかたちが残るくらい。

完全にマッシュして均一にしたい場合はお好みで。

 


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だいたい混ざったのでフライパンの端に寄せ、空いているスペースにバターと残りのにんにく生姜を入れます。

 


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にんにく生姜がいい感じになったら玉ねぎ1/2個分のみじん切りを投入。

 


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玉ねぎも炒まったら全部混ぜ、レモン汁大さじ1を入れ、好みで塩やパオバジマサラを追加して味を整えます。

 


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フライパンにバターを熱し、ムンバイパンを焼いて完成!

 


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ムンバイパン(パオ)と野菜カレー(バジ)にパクチーと、残しておいた玉ねぎ1/2分のみじん切りを添えて盛ったら完成!

 

 

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サンドイッチみたいに挟んで食べました。

バターで手がべたべたするけど、超美味。

 

パンのむっちりしっとり感にスパイス!野菜の甘さ!生玉ねぎがちょっと辛くて、仕上げにパクチーの香り。完璧な組み合わせです。

ぺろりと完食でした。

 

 

ちなみにカレーの分量は、画像みたいに野菜カレーたっぷりめで食べたいなら3人前かな。ムンバイパンが一列余っちゃうので、もう少し具材となる野菜を増やして多めに作った方がよさそう。

 

パンにはさむ分だけカレーがあればいいのなら、今回のカル子のレシピで十分4人前になります。

 


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お手製ミックススパイスが余りました。レシピ通りの大さじ1で十分だったからな。

もう一回くらい作れそう。というかまた食べたいから作りたい。

 

うーん、蔵前がもっと近ければなぁ。

近所のパン屋さんで、ちょっと酸味があってふわっふわのパン探しに行こうかなぁ。

 

てな感じでした。

めっちゃおいしいし、カレー屋さんではまず食べられないのでぜひ!

 

んじゃまた~\( ˆoˆ )/