カル子のスパイスカレー手帖

初心者がスパイスからカレー作るブログ。ネットのレシピに挑戦し、写真多めで解説します。食べ歩きは東京・神奈川中心。

調理時間20分!チャナマサラ(ひよこ豆のカレー)の作り方

こんにちは、カル子です。

 

「カレー=煮込み料理」って思っていませんか?

 インドのカレーには、火をつけてわずか20分で完成するカレーもあるのです!

 

というわけで、今日はチャナマサラ(ひよこ豆のカレー)のレシピを紹介します。 

 

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ひよこ豆のタンパク質がたっぷり摂れるカレー。

揚げたナンやチャパティなどのパンによく合うカレーです。

 

レシピはこちらのサイト【簡単レシピ決定版】本格チャナマサラ(ひよこ豆のカレー)にほぼ則しています。

 

今回は乾燥豆を使用しているので下準備に一晩かかっていますが、スーパーやカルディで売っているような水煮缶でも作れます。その場合は下準備なしなので調理時間20分!


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今回は乾燥豆1カップを使用しました。(この時は別のレシピで作ろうとしてたので1カップですが、本当は300gです。)

豆の量が多少前後しても、塩の量で調整すればたぶんオッケー。


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さっと水洗いしたら、綺麗な水に入れ替えて(量は適当)一晩吸水させます。


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寝て起きたらこんな感じ。

めっちゃでかくなってる!

多めに水を入れたつもりが、すっかり干上がっています。

 

十分吸水したようなので煮ていきます。
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買ったばかりのアルミ鍋(アルミは熱伝導が良いのですぐ水が沸くらしい)に豆を移し、水を入れ替えて着火!もちろん量は適当、豆がひたればよいです。

 

沸騰したら弱火に落とし、30分ほど煮込みます。途中豆がお湯から頭を出してしまったら水分を足してください。

 


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30分後、塩とターメリックを入れ忘れてたのに気付き、急いで入れて一煮立ちさせたらこんな感じ。

火をかける前よりもうひとまわり大きくなり、外皮がはじけて2つに割れている豆もあります。

 

ここでチャナを味見。

ややねっとり、ほくほくで美味しい!理想の食感にだいぶ近いです。

十分美味しいのでこのままサラダにしても良さそう。

 

最初から塩を入れると豆が柔らかく煮えないと聞くので、塩を最後に入れてむしろ正解だったのでしょうか。要検証です。

 

 

玉ねぎの粗みじん、ニンニク生姜の用意ができたら準備完了!

 

一気に仕上げましょう(ここからの所要時間は約20分です)。


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サラダ油を大さじ2くらい入れたら中火にかけ、ホールスパイスを焦げにくい順に入れていきます。

シナモンカシア:1かけら(大きかったので割ってます)

黒胡椒    :小さじ1

唐辛子    :1本

クミンシード :大さじ1


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クミンの周りががしゅわしゅわして良い香りがしてきたら、焦がす前に玉ねぎ投入。強火に火力アップ。


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5分くらいで透き通ってきました。


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茶色っぽい仕上がりにしたかったので、玉ねぎのフチが茶色くこんがりするまで炒めました。玉ねぎを投入してからは合計8分経過。


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トマト缶(ホール)1/2缶をそのまま投入。木べらで潰しながら炒めます。あたたまると自然に潰しやすくなってきますよ。火加減は強火のまま。

 

シンプルなレシピには生のトマトを使った方が良いらしいのですが、時期柄スーパーは値段の割においしくなさそうなので今回はパス。

夏、美味しいトマトが出回ったら、トマト缶バージョンと生トマトバージョンを食べ比べしたいですね!

 

元のレシピだとトマトと同時にプレーンヨーグルト100gを入れていますが、今回は潰しやすさを考慮してホールトマトを潰してからヨーグルトを入れています。

 


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水分が飛んでペースト状になってきたらパウダースパイスを入れます。

ターメリック:小さじ1

チリペッパー(唐辛子):小さじ1/2

クミンパウダー:大さじ2

コリアンダー:大さじ2

レシピ通りの分量のはずが、盛った見た目がレシピの写真とだいぶ違う。。多すぎる気がします。


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とりあえずレシピを信じて計量した分全量フライパンへ。火は中火に落とします。


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まんべんなく混ぜて、スパイスの香りが立つまでしばし加熱。


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良い香りがしてきて、ところどころ赤いオイルがセパレートしてきました。

 

「オイルがセパレート」

カレーの煮込み工程完了の目安としてレシピに散見される文言。ベースができあがり具材を入れる合図として、あるいはカレー自体の完成のしるしとして用いられる。

ケーキ作りにおいて焼く前の生地からバターが分離したら失敗だが、カレー作りではその限りではない。

 

 


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あとはホクホクに煮えたひよこ豆を鍋に移し、混ぜ合わて塩で整えたら完成。

煮汁は元の鍋に残しておき、ゆるくしたいときに少し加えて調整しました。

 

缶詰のひよこ豆(「ガルバンゾー」って名前で売ってることもあります)を使うときは汁を捨てて水洗いし、鍋に入れたら豆があたたまるまで加熱して完成。

 

 

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パンなどを添えて食べましょう。お米でも合うらしいです。

パクチーの香りがいいアクセントになるので、嫌いじゃなければ絶対のせたほうがおいしい!

 

クミンの香りがガツンときます。

ホールの黒胡椒が口の中ではじけてドカーンときます。かなりスパイシーな部類のチャナマサラなのではないでしょうか。

チャナマサラにはいろんなバリエーションのレシピがあるようなので、それにも挑戦したいですね!

 

 

乾燥ひよこ豆の場合は下準備に一晩+30分が必要ですが、缶詰を使えば下準備なし2、30分で出来上がるのでめちゃくちゃ手軽に作れます!

 

カルディやスーパーでひよこ豆を見つけたらぜひやってみてください~

(乾燥豆はスパイスショップなどに売ってます)

 

んじゃまた〜\( ˆoˆ )/